「まあ確かに蓮水くんのほうが顔もいいし背も高いのはわかるんだけどさー」
「歳下だし。…でしょ?」
言葉の続きを百々子に言われて
私はすぐに頷いた。
「歳下も歳下で7つも下なんだよ?社会人になって2つや3つくらいならまだ許せても7つって…それに相手は学生で未成年。ないでしょ。ないない。」
私は一人でうんうんと頷いていた。
「それさ、ゆき。あんた過去引きずってるだけだよね?」
突然核心つかれてドキッとする。
たしかに…百々子は間違っていない。
「…違うって言ったら嘘になるよ。もう歳下はこりごりって思ってるし実際。だから余計に嫌。」
私は今の気持ちを正直に言うと
百々子は納得したように小さくため息をついた。
「ゆきの気持ち、わかるけどねー…なんか、もったいないなって思って。」
それだけ言うと、百々子は
5分前だよと言って席を立った。
私も百々子に続いてレストルームを後にした。


