「どうしたの?何笑ってんすか?」 私は笑ってたか微笑んでたかしていたらしく、 蓮水くんは私の顔を見て 自分も軽く笑いながらそう聞いた。 「ううん、久しぶりに誰かと飲んだなって思って」 「楽しい?」 「うん」 どうやら私は、アルコールが入れば 少しは素直になれるらしい。 蓮水くんは満足そうに微笑んで ビールを飲み干した。 時刻は午前1時半。 もうかなりいい時間だ。 そろそろ時間じゃない? そう言おうと思ったとき、 先に蓮水くんが口を開いた。