年下男子の誘惑


「ねえ、あんた何歳?」

「19」


ふとそう聞くと、思わぬ返事が返ってきた。


「まだ未成年!?」

「実はね〜」


ありえない。


まさか7歳も離れていたなんて。


「あ、自分の年齢と比べて落ち込んだ?」

「違う。未成年に送ってもらってる事実にショック受けただけ。」

「ま、いいじゃん。俺も一人暮らしでさ、どうせ帰っても誰もいねーし、明日2限からだからゆっくり寝れるし」


両手を組んで上に伸ばして


蓮水くんは大きく伸びをした。


「俺、先生についていくから、家帰ってね」

「あのさ、その『先生』ってのやめてよ。もう私先生じゃないし。」

「んー…じゃあ、ゆきちゃん?」


一瞬ドキッとしたのは、


きっと名前で呼ばれ慣れてないから。


「何でもいいけど」


赤くなる顔を隠すように


私は下を向いた。