そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~

あたしって……。



あたしって……。



自分の発言が信じられなくて、あわあわ焦る。



ものすごく熱い頬をギュッと押さえた。



さっき初めて会った人に、キスされてもいいと思うなんて……。



あたし、あ、絢斗のこと……。



す、好きになっちゃったのかな?



そう思ったら……。



また胸が、きゅんと飛び跳ねた。