「助けてあげようか? とは言ったけど……。
じゃあ、さ。
おまえは、代わりに……。
俺に、なにしてくれるわけ?」



スタスタ歩いてきて、あたしの前に腰を下ろす。



「え?
代わりに……って?」



きょとんと鷹栖くんの顔を見あげる。



だって、意味がわからなかったんだもん。



すると、鷹栖くんは……。



あたしの頬にそっと手をあてると、こう言った。