そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~

“キャーッ!!” って、叫んじゃうよね、間違いなく。



でも、そんなことをしちゃったら……。



「すぐに認めろ。
別人だってこと」



あたしの悲鳴が部屋に響く前に、おっきな手で口元を押さえられた。



「もう一度聞く。
おまえ、誰?
葉月は、どうした?」



「○▼◇*‘@……」



「わかってる?
ココ、男子校の男子寮。
しかも……。