でも、絢斗は……?



いいのかな?



退屈しない?



だって、この映画。



原作は、少女マンガだよ?



しかも、原作者は……。



そんなことを考えたとき……。



「あ、ちょっとつめてもらえます?」



男の子の低い声がした。