そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~

「ん?」



「その方が、うれしさ倍増すんだろ。
本物に会えたとき」



お兄ちゃんは、ニヤッと大胆不敵な笑みを浮かべた。



「だからって……。
このやり方は、ありえねーだろ」



ベッドのふちに腰掛けた絢斗が、お兄ちゃんを見上げた。



「心臓が止まりそうになったっつーの」



「いいだろー。
胸きゅんっつーか、ザ・青春?」



お兄ちゃんは、生意気な顔で、ニヤニヤ笑った。