そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~

親指を自分の胸にあて、信じられないくらいのドヤ顔をするお兄ちゃん。



その瞬間……。



「あははははっ……」



おかしくてたまらないといった様子の、絢斗の笑い声が聞こえた。



「おもしろすぎ。
なに、この会話。
つか、葉月。
やっぱ、妹いたんじゃん」



「は?」



「俺が聞いたときは、いないって言ったクセに」



「バーカ。
そんなの、俺の優しさに決まってんだろ?」