キュッと絢斗のシャツを握る。



「あー、もー。
可愛すぎて、困る。
そんなに、可愛い顔すんな」



苦しそうに、低く甘い声でささやいて。



絢斗は、何度もキスをした。



「もう、ぜってー、俺から離れんなよ」



何度も、その言葉を繰り返しながら。