どうしよ、どうしよ。



そう思っていたら……。



「それは、大変だなー」



同情したような声が落ちてきた。



「え?」



「俺もだからさ。
ツラさは、わかるよ。
薬持ってる?」



「あ、うん……」



「もしひどくなったら、保健室に行けよ。
けっこーいい薬そろってるから」