_____ ……… 「なあ、顔色悪くない?」 そう声をかけられたのは、 予想通り泣き叫ぶ愛永を必死に先生に預けて病院に到着したとき。 荷物を持って降りようとしたわたしの手首を掴んで止めた。 「………昨日の発作で寝不足だし」 「そうだろうけど……真鍋のとこ、先に行きなよ。そんなんで仕事されたら心配して俺が集中できない」 「でも……」 「でも、は禁止。今から直で行けば間に合うから」 言いながら鞄からケータイを出してかけだした。