_____ ……… 「だから早いうちに真鍋のところに行けって言っただろ」 「だっ………コホッ…」 咳き込んだあと、明らかにゼイゼイといっている優苗の背中をさすりながら言う。 あれだけ真鍋のところに行け、と言われながら行かずにはや二週間。 バチが当たったのだろうか。 夜中に咳き込み出して、 とうとう本格的な発作になっていた。 「っ………こほっ、こほっ」 「薬は?」 ふるふると首を振る。 「は、無いの?」 つい強い口調で聞き返してしまった。