「なんで余計なこと言うかな」


拗ねた顔して真鍋を見たあと、
正反対の笑顔でこちらを向いた。


「さ、どうぞどうぞ」


愛永の靴を脱がせて、自分も靴を脱いだ。


「お邪魔します」

「…まーす!」


愛永は語尾を真似しながら、楽しそうに奥へと歩いていった。



「わー!美味しそう!」


優苗の声にテーブルへ目を向けると、
10種類近くの料理が並べてあった。

沙衣ちゃんは料理が苦手と聞いていたので、
想像以上の豪勢な食卓に思わず声が出た。


「え、これ沙衣ちゃんが作ったの?」