「っ、それより真鍋先生は沙衣ちゃんの心配してください」 「だって沙衣、食べないわけじゃないし」 食欲が無いのは確かだが、食べようとはしている。 優苗の場合諦めてるから、どうにかしないといけない。 「明日、昼ごはん一緒に食べるからな」 「……明日は外来なんで多分忙しいと」 どうにか理由をつけて避けようとするのは、俺の前だと食べれる自信がないからだろう。 「どうせ家でも食べてないんだろ」 「……」 図星なのか黙り込んだ。 大地も大変だなあ、とつくづく思う。