「じゃ、また………」 そのままバックを持って立ち上がろうとしたら、ガシッと肩を抑えて座らせられた。 「はい、まだだよ」 「………」 「貧血の治療で1番頼りになるのは何か分かる?」 「………希望」 「ぷはっ……まあね、それと?」 「……勇気」 「はい、それと?」 「…夢?」 「はい、答えは血液検査ね」 そう言ってカルテの中から1枚の紙を取り出した。