「まあ沙衣の方は自分でなんとかさせるから。優苗はとりあえず今日一日要チェックね」



「ん、よろしく。沙衣ちゃんの方もあれだったら連絡ちょうだい」



こんな話をしてる間に、優苗はそそくさと出て行く。

とりあえずまだ大丈夫そうだ。




「外来だろ?」



「そ。大地は?」



「俺は病棟。じゃあまた」



外来と病棟じゃ場所が離れているから、頼むしか無い。

そもそも本人が黙らなければいい話なんだけど、と病棟へ向かいながら溜息をついた。