「優苗」 「うん…わかってるよ」 「だったら早く車から降りて、真鍋も待ってるんだし」 「……」 「はぁ…ほら、行くよ」 愛永を保育園に預け、いざ駐車場。 というかいつもの職場なんだけど、診察されるとなると途端に慣れた病院ではなくなるのだ。 大地が反対側にまわってわたしの手を掴んだ。 「はい立つ」 「…やっぱり治った」 「どう見ても治ってないから」