「んー……」 「熱、下がってないな」 熱のせいでぼんやりしているのか、答える声も小さい。 「とりあえず水、飲んで」 コップを渡すと、思いの外ぐいぐい飲んだ。 脱水になりかけていた、というところだろうか。 「ふー……」 「3日目かぁ……明日病院行くか?」 「んん、やだ」 「んなこと言っても、いつまでもこんな状態でいるわけにはいかないし」 「でも…」 ほんといつまで経っても子供だ。 病院嫌いがなくなる日はおそらく来ないだろう。