だけど今は愛永の目の前だ。


サークルに手をかけている愛永がさっきからじーっと見つめているのも分かっている。




「違うもん」




「はいはい、それはまた今度ね」





ふん、と横を向いた優苗はふくれっ面のまま薬を飲んだ。


だけどその顔も正直可愛くて。



俺っていつまでも優苗に惚れてるな、
なんて思った夜だった。