第七話:世界の破壊者とは。


「憎しみ」が「憎しみ」を越えた時、人は憎しみの果てへ誘われる。
憎しみの果てとは何なのか。
今、最大の戦いが始まる。

~戸弦町~
フィリップ「ところで聞きたい事が……なぜ君達は門矢士に助けを求めるんだい?」
剛「あなた達には隠す必要ないですね。実は父の遺言にはまだ言葉が残されていた。父の遺言にはこう書かれていた。」
未来「世界の破壊者は必ず現れる。それは阻止しなければならない。阻止するには門矢士の力、そして仮面ライダーの力が必要だ。と。」
フィリップ「なるほど……世界の破壊者か。」
翔太郎「それって……士の事か?」
剛「え!?」
翔太郎「フィリップ、検索を頼む。キーワードは世界の破壊者。門矢士。そして、仮面ライダーディケイドだ。」
フィリップ「わかった。」
フィリップは目を閉じて脳の中に存在する図書館へと向かう。
フィリップ「門矢士は仮面ライダーディケイドだ。そして、仮面ライダーディケイドはかつて世界の破壊者と呼ばれていた。しかし、世界を救ったのは彼だった。そして、犠牲になり復活を果たしたがそれ以降は僕も所在が分からない。」
翔太郎「士がいるのならば必ず力になるはずだ。彼はライダーの力を全て使える。」
剛「なんだって!?というか、世界の破壊者がディケイドでは無いのであれば誰なのか…」
未来「会う必要があるわね。」
~謎の組織本部~ 
Doctor.T「助かった…龍騎」
龍騎「いえいえ、私も私のやるべき事をしたまでです。」
龍騎は変身を解く。
龍騎の変身が解けるとそこにあらわれたのは普通の若者であった。
城戸「俺は、城戸真司って言います。宜しくお願いします! 」
Doctor.T「城戸君か、助かったよ!」
そこに長身でスーツを着ている音が現れる。
スーツの男「やぁ、T君。いや、世界の破壊者。」
スーツの男が語る世界の破壊者とは?