第五話:救援


「憎しみ」が「憎しみ」を越えた時、人は憎しみの果てへ誘われる。
憎しみの果てとは何なのか。
今、最大の戦いが始まる。


~第2パラレルワールド研究所~
Doctor.T「く、くそ………G3の生命反応が…」
Tは片手に持っている機械を見ながらそう言う。
その時!
ロイ「探したぜ……博士よぉ!」
Doctor.T「もう、こんなところに!?」
そこには部隊から離れ一番乗りでDoctor.Tを見つけた殺戮部隊のロイが出現する。
Doctor.T「でも、もう遅い。G4システムは俺が使う!変身!」
その言葉と共にDoctor.TはG4へと変身する。
ロイ「それがどぉーした!?」
ロイは手に持った大きな斧でG4に殴りかかる。
G4「うぉーりゃー!!」
G4はそれを手ではねのけロイに一撃を喰らわす。
ロイ「ぐはっ!!お前そのライダーはなんだ!」
G4「これはかつて自衛隊が製造したパワードスーツを改良したものだ!昔はAIの操作により動いてたものを自分の意志で動かせるようになったものだ!」
ロイ「そんなもん、俺が!」
G4「ギガント装着!発射準備!」
G4は大きなミサイルの発射装置のようなものを取り出し自分の体に装着し始める。
G4「くらええぇ!!!発射ー!」
ロイ「お、おいやめろぉ!!!」
「ドカァーーン」
ロイはミサイルの一撃を喰らい爆発する。
G4「よ、よし!」
巨漢の男「オマエマダイキテタカ。」
G4「またか……ダメだ!チャージがおいつかない!」
巨漢の男「シネ!」
巨漢の男は拳を大きく振り下ろす。
その時!
「ガードベント。」 
何者かがG4の事を助ける。
???「待たせたな、Doctor.T」
Doctor.T「お前は………龍騎!!」
龍騎「本部より助けにきたぜ!」
巨漢の男「オレブガイシャキライダ。シネ!」
龍騎「これでいくぜ。」
龍騎ベルト音「サバイブ」 
その男ともに龍騎は爆炎に包まれ龍騎最強の姿サバイブへとなる。
いとも簡単に巨漢の男の攻撃をかわした龍騎あるカードを取り出す。
龍騎ベルト音「ファイナルベント」
龍騎「うぉりゃー!」
龍騎が放つ炎が巨漢の男を包む
巨漢の男「アアァァァ!」
龍騎「よ、よし。とにかくここから逃げよう!」
G4「ま、待ってくれ!まだやり残した事が!」
龍騎「なんだ?」
G4「よし、チャージ完了!発射!」
G4はギガントを使って研究所の機械を破壊する。
龍騎「そういうことか!よし、いくぞ!」
G4「おう!」
こうして、G4ことDoctor.Tは本部からの救援龍騎の力により脱出。
その頃研究所にいた残りの殺戮部隊は…
アスカ「ロイとパワーマシーンがやられたよ、隊長。」
眼帯の男「作戦失敗だ。」
老人「そういうわけでもないようじゃぞ。」
老人が手にした物それは何かのメダルだった。
眼帯の男「十辺衛、よくやった。」
老人「はっ!」
殺戮部隊が手にしたメダルとは!?