仮面ライダートライズ

第十一話：旅の始まり

　
「憎しみ」が「憎しみ」を越えた時、人は憎しみの果てへ誘われる。
憎しみの果てとは何なのか。
今、最大の戦いが始まる。


仮面ライダートライズ。現在の状況は！！

1.ライダー連合はトライズ獲得へ動き出す
2.メガショッカーは戸弦町に怪人を送り込む！
3.SQUADHATEはメガショッカーとの同盟に動き出す！
3つの組織がうごめく今中心にいるのはトライズだ！！


～戸弦町～
ムカデタイガーの戦いから三日後
剛「とうとう手掛かりを見つけたよ！」
未来「何！？」
剛「門矢士が住んでいる家を見つけたんだ！」
未来「早く行きましょう！」
剛「って言うと思ってな！もうここだ！」
剛が指差す先には光写真館という写真館が。
未来「写真館？」
剛「この、写真館に住んでいるらしい！
入ってみようか！」
二人は入っていく。
カランコロンと玄関のベルの音が鳴る。
？？？「いらっしゃい！」
そこに現れたのはメガネをかけていて白髪をベレー帽で隠しているかのような老人であった。
栄次郎「私がここの館長の光栄次郎と申します。」
剛「写真館ですか。」
栄次郎「何かご用ですか？」
剛「門矢士という方がいませんか？」
栄次郎「！？士くんですか……」
？？？「どうしたの？」
そこに青年がくる。
栄次郎「あ、ユウスケ君、士君を探しに来た子です。」　
ユウスケ「士ならもうここにはいないよ。」
剛「どこにいるかわかりますか？」
ユウスケ「いや、わからないね。そんな事よりなぜ士を？」
剛「父の遺言で門矢士に力を貸して貰えと言われたので。」
ユウスケ「力？」
剛「今、この世界は大きな脅威に脅かされているんです、世界の破壊者から。」
ユウスケ「おい、待てよ。世界の破壊者なんて結局存在しないんだよ！」
剛「知っています、門矢士では無いんです。別にいる。」
ユウスケ「なんだって？？」
栄次郎「そ、そんなはずはないですよ！」
ユウスケ「でも、これが本当だとしたら士の力が必要だ！今この状況を知る者は？」
剛「翔太郎さんという方とフィリップさんという方が探しています。」
ユウスケ「あぁ！Wか！」
剛「知っているんですか？？」
ユウスケ「一緒に闘った事がある！」
剛「一緒に？？」
ユウスケ「俺もライダーだ。」
未来「本当に！？」
ユウスケ「あぁ……士を見つけよう手を貸すよ！」
栄次郎「新しい旅の始まりですか！！」
剛「でも、門矢士の情報が無いんです。」
ユウスケ「そうだなぁ。あいつに聞けばわかるかな？」
剛「あいつ？」
ユウスケ「海東大樹。俺と同じライダーだ。」
剛「なら、探しましょう！」
ユウスケ「あいつの居場所はあそこだ！」
ユウスケが指差す先には戸弦の中心のプレシャスタワーが……