亮斗「やっべぇ!!遅刻だー!」

まだ寝癖がついたままの亮斗が叫んだ。


七葉「お?亮兄おはよー」

亮斗「ん?おお、おはよー…じゃなくて!!俺、もう行かねぇと」

雅人「亮斗ご飯はー?」

亮斗「いらねぇ!」

亮斗はそれだけ言うと、走って学校へ向かった。


七穂「ねぇ、七葉。亮兄があんなにも急いでるんならさ、うちらも時間やばいんじゃない?」

七葉「あ、七穂も思った?」

七穂「うん」


2人は顔を見合わせて、声を揃えて言った。


七葉&七穂「「こんなゆっくりしてる場合じゃない!!」」


2人も亮斗と同じように急いで家を出た。