3.初めての...
蓮を知っているのか、手を繋いで歩いているあたし達をみて、
『キャ〜!蓮様が女と手繋いでる〜!』
『何あの女!』
『いやー!』
『あの榊さんが自分から女と手繋いでる...。』
『榊さんが女と出掛けてるなんて...。』
ザワザワザワッ
すごい騒いでる...。
「(蓮って有名なんだ...。)」
そう思って蓮の後ろ姿を見ていたら、蓮が急に振り向いて目が合った。
「(ドキッ。)」
蓮「お前の家どこら辺?」
「あ、ーー公園の近く。」
蓮「分かった。ーーこのまま歩きだけどいいか?」
「うん、大丈夫だよ。送ってくれてありがとう。」
蓮「いや、俺が送りたいだけだから。」
そう言ってまた歩き出した。
蓮の方から手を離す気配は無いみたいで、キュッと繋がれたまま。
蓮を知っているのか、手を繋いで歩いているあたし達をみて、
『キャ〜!蓮様が女と手繋いでる〜!』
『何あの女!』
『いやー!』
『あの榊さんが自分から女と手繋いでる...。』
『榊さんが女と出掛けてるなんて...。』
ザワザワザワッ
すごい騒いでる...。
「(蓮って有名なんだ...。)」
そう思って蓮の後ろ姿を見ていたら、蓮が急に振り向いて目が合った。
「(ドキッ。)」
蓮「お前の家どこら辺?」
「あ、ーー公園の近く。」
蓮「分かった。ーーこのまま歩きだけどいいか?」
「うん、大丈夫だよ。送ってくれてありがとう。」
蓮「いや、俺が送りたいだけだから。」
そう言ってまた歩き出した。
蓮の方から手を離す気配は無いみたいで、キュッと繋がれたまま。