こんなこともあるんだな~


「きゃぁ~離してくれやす。
絶対いやどす。何であんたはんに着いていかんといかないんどす!」


近くから声が聞こえた。


どうやら、男が女の人を何処かに連れていこうとしていた。


この時代の、ナンパ?


やめて、言ってるじゃん。はぁ~


「うっせいな。だまってついてこい。」



ブチッ


私は、とうとうキレました。



香「(どうして、こっちに来ても男は馬鹿なんだ。あぁ?あったまにキタ。気持ち悪い。この馬鹿ヤロウどもを蹴散らしてやる。)」



男嫌いな香葉は、


無我夢中でその場まで走っていった。猫のままで。