「おねーちゃんっ、はやくー!」
「ハイハイ…」
さっきまで私の背で気絶していた少年ユーリは目が覚めるなり、『はやくー!』という言葉を連呼して先を行く。
「早く行ってアルトおにーちゃんのおてつだいをするんだー♪
そしたらおかーさんもおとーさんもほめてくれるよねっ!」
「…」
…幸い、と言っていいのかユーリは自分の両親が殺されたところを見ていないらしい。なので両親が死んでいることを知らない。
私はユーリが『おとーさんとおかーさんはどこに行ったの?』と聞かれた時にとっさに『急用があったから少し離れたところに行った』と答えてしまった。
初めは『おしごとおわったからしばらくはゆっくりデキるって言ってたのにー』と駄々をこねていたが今では早くアルトという人に会いたいらしい。
「おねーちゃんっ!早く早く!」
「分かった、分かったから裾を引っ張るな」
「はーいっ!」
…返事だけは立派なこった。
ユーリの言っている『アルト』という人は親同士が仲が良かったらしく子供同士でも交流があったらしい。だが、アルトの両親は何年も昔に死んでいると、ユーリが言っていた。
「あーっ!見えた、見えたよっ!アウディアのお城!」
あれこれ考えているうちに目的地についてしまったらしい。
「ハイハイ…」
さっきまで私の背で気絶していた少年ユーリは目が覚めるなり、『はやくー!』という言葉を連呼して先を行く。
「早く行ってアルトおにーちゃんのおてつだいをするんだー♪
そしたらおかーさんもおとーさんもほめてくれるよねっ!」
「…」
…幸い、と言っていいのかユーリは自分の両親が殺されたところを見ていないらしい。なので両親が死んでいることを知らない。
私はユーリが『おとーさんとおかーさんはどこに行ったの?』と聞かれた時にとっさに『急用があったから少し離れたところに行った』と答えてしまった。
初めは『おしごとおわったからしばらくはゆっくりデキるって言ってたのにー』と駄々をこねていたが今では早くアルトという人に会いたいらしい。
「おねーちゃんっ!早く早く!」
「分かった、分かったから裾を引っ張るな」
「はーいっ!」
…返事だけは立派なこった。
ユーリの言っている『アルト』という人は親同士が仲が良かったらしく子供同士でも交流があったらしい。だが、アルトの両親は何年も昔に死んでいると、ユーリが言っていた。
「あーっ!見えた、見えたよっ!アウディアのお城!」
あれこれ考えているうちに目的地についてしまったらしい。

