と、安心していると後ろの席から何て言うんでしょう。 うーんとあ、負のオーラと言うべきオーラが漂ってきました。 その発信源はもちろん雷斗くんです。 「神野…よもちゃんをそれ以上たぶらかすなら殺す!」 「たぶらかしてねぇよ。お前こそ邪魔すんな」 あーなんだか火花が増しているような…。 この2人本当にどうしちゃったんでしょうね。 何となく2人を観察していると、前の名簿番号の子が順番を知らせてくれたので廊下に出ます。 先生が苦笑して待っていてくれたので、ちょっと慌てて先生に駆け寄ります。