「よもちゃん、クリスマスパーティー楽しみだね」 「え?えぇ、楽しみですね?」 わざとらしく言う雷斗くんに神野くんはムッとたした表情を浮かべて、席につきました。 でも、そんな不機嫌な表情も私の方を見ると笑みに変わりました。 なんだか怖いです。 「晴野、クリスマスどこ行く?」 「えっと…映画はいいんですか?」 「晴野の好きなところでいいよ」 「…そうですね。じゃあお買い物に行きたいです。智希と望亜にクリスマスプレゼント買いたいので」 「了解。じゃあ迎えに行くから」