「よもちゃん、神野の言う通りだよ。ほんとならベッドに縛り付けてでも休ませたいんだから」

「あ…あい…」

 雷斗くんの背後からもブラックオーラが立ち込めました。

 何だか2人がお父さんの代わりのようになっているのは気のせいでしょうか。
 とにかく怖いです。

 そんなわけで、1時間で30分休憩しながら作業です。ほぼできないですね。

 ストップウォッチを起動させる神野くんに逆らえるわけないですよね…。

 ただでさえ昨日から剣人さんの前で口ケンカしてなんとか作業する権利をもぎ取ったんですから。
 これ以上怒らせたくありません。私自身のためにも…。

 時間制限があるのでとっとと頑張ります!