「晴野!?」
「おい、神野!ちょっと待てって!」
バンッと豪快にドアの開く音がしてすぐに神野くんのドアップが目の前に現れました。
思わず情けない声を出してしまったけど、神野くんの表情はどんどん険しくなっていきます…。
「お前、だから無理すんなって言って…」
「ほら、説教は後!よも、体温測って」
神野くんを押しのけた輝星さんは、体温計を渡してきてくれたので、なんとか起き上がろうとしたら朔夜さんに無言でソファに押さえつけられました。
言葉に出して怒るより、無言の方が怖いです…。
比較的すぐに鳴った体温計を見ると、ちゃんと見る前に朔夜さんに奪われてしまいました。
「朔夜、どう?」
「…37.3」
「微熱?まぁ、1回検査してもらった方がよさそうね」
輝星さんは頭を撫でてくれているんですが、未だに無言の神野くんたちが怖すぎて視線を逸らしてしまいました。


