放課後。
カ~くんは、またまた他クラスの女の子に呼び出された…
でも、さすがにもぅ慣れた。

ガラッ…

カ~くん!…でわなく
転校生の長月紫苑くんだった。

教室には私しか居ない。
ヤバイ…気まずい。

私がそう思っていると、
長月くんはゆっくりと近づいてきた…

『あの…如月さん…だよね?』

自信無さそうに聞く長月くん。

「そうだけど…」

パァ~っと明るい笑顔になる長月くん。

可愛すぎる…

カ~くんとは正反対なタイプの人。

『僕…学校の事よく分かんないから学校案内してほしいんだけど…ダメかな?』

なぜ私…?

てか、そんなに可愛くお願いされたら
断れないでしょっ!?

『ね?それとも…僕のこと嫌い?』

別に嫌いとかそんなんじゃないけど…
まだ長月くんのことよく知らないし…

まぁ、学校案内ぐらいなら…

「いいけど…」

『ありがとー‼じゃあ行こっ♪』

そう言って長月くんは私の手を掴んだ…

ガラッ…

教室に入ってきたのはカ~くんだった。