しばらくして、私たちは教室に戻った

私は教室に違和感を感じた…
なぜなら、1つ席が増えていたから…

転校生…かな?

ガラッ…

担任の先生と転校生らしき男の子が入ってきた。
その男の子は…背が低くて童顔のイケメンで、ずっとニコニコしていた。

転校生『長月紫苑です!ヨロシクね‼』

カワイイーーーッ♡
教室中の女の子たちが騒ぐ

クラスの人気者決定だな…

可愛い転校生に嫉妬する男の子たち

私はクスッと笑った

すると、後ろからチッと舌打ちの音…
私は振り替えってカ~くんの顔を見た

また頬杖をついてムスッとしている

「どうしたの?」

カ~くんは黙ったまま…

もしかして…?

「嫉妬してるの?笑」

『別に。』

思いっきり嫉妬してんじゃんッ!?

「ウソつき。」

『嘘じゃねぇし。』

「大丈夫だよ?私はカ~くんが1番だから‼笑っ」

『別にそんなこと気にしてねぇし。』

ずっと拗ねてるカ~くん。
…言葉と表情が矛盾してるから‼

ヨシヨシ…

私は拗ねてるカ~くんの頭を撫でた

『…浮気…すんなよ』

「…しないよ。」

浮気なんてしない。
カ~くんとずっと一緒居る…
そう決めたから。