ナースコールを押したら


「大丈夫か、穂花?!」

「蒼斗、点滴ずれてて痛い。」

「わりぃ!痛かったな。
付け直すから」

「うん、」


つけ直したあと、

蒼斗はあたしのおでこに手を当てて


「お、熱下がったな。ほら、」


蒼斗が体温計を渡してきた。


「はかるの?」

「それしかないだろ。」