「 好 き 」

「ごめん、翼…」



「なんで葵が助けんだよ…
俺のことうぜぇんじゃねーのかよ…」



目をそらしながら、俺にそう言ってくる翼に、やっぱり後悔。




「うざいとか、思ったこと一度もねぇよ…」



その場で俺はしゃがみ込んだ。
そんな俺を翼はまた心配して。



「葵ってバカだなー!」



「なっ…!」



「でも、そんな葵を俺は信じてるから
だから…戻ってくるって思ってた」



「は…あたりめぇだろ……」



そう言って、俺は翼と笑いあった。



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「葵ーっ!今日はわたしと遊ぼうよっ」



「ごめんな、もう遊べねぇや」



「えー?なんでー?」



「俺を信じてる奴を傷つけちゃうことになるからなー」



今までは来るもの拒まず、去る者追わず、だったけど



今では来ても拒んで、断り続けた。



そんで、告白も………



「ごめん」


って断り続けた。
そしたら、女子の間で暗黙のルール?みたいなのが出来て誰も告って来る奴がいなかった。



でも、そんな時出会ったのが…



「園田くん」



小鳥遊さんだった。