諦めようと思っても、
きっとあたしは葵くんに囚われたまま、
ずっと苦しい想いをしなくちゃいけないんだ……。
「はぁ……」
帰り道、委員会だからと言って待っていてくれた美咲ちゃんとあたしは光里が部活を終えてくるのを待っていた。
「なんかあった?」
しびれを切らしたのか、
あたしに話しかけてくる美咲ちゃん。
「なんか……自分から応援するとか言っといてさっそく無理な気がして来た…」
さっきの出来事が頭の中で何度も何度も繰り返されて忘れさせてくれる隙を全く見せない。
「あぁ…さっきの莉子に対するあの言葉は諦めるために言ったのか…」
全てお見通しだよって目で見てくる
美咲ちゃんは静かに微笑んだ。
「だって…莉子ちゃんの彼氏なのにさ
諦めるしかないよね…」
本当は、諦められそうにないけど…
って、諦めんの早すぎだよね⁉︎
まだ小説始まって少ししか経ってない…
「諦めるって言っても、きっとなづは諦められないんだよ」
「え…」
「そうやってウジウジ悩んでる時点で
もう答えは出たようなものでしょ?
諦められたのならもうその人に囚われないんだから」
たしかに……
もう吹っ切れた相手のことは、どうでも良くなっちゃうよね…。
まぁ、少し特別だと考えてしまわなくもないだろうけど…。
「だから、私は無理に消そうとしてるなづを見たくないよ。好きなら好きで良いじゃん‼︎」
「でも…
莉子ちゃんの彼氏なのに…」
「じゃあなづは、莉子だから諦めるの?
莉子じゃない違う子だったら諦めないの?」
「そんなわけじゃないけど…」
「もし、そうならその考えはズルイよ。
それに、好きなら好きでとことんウザいくらい好きでいてやんなよ‼︎」
あたしの背中をバンっ‼︎っと叩くと、
少しだけ儚いような笑顔を見せた。
「…美咲ちゃんは好きな人でもいるの?」
とっさに口から出た言葉。
美咲ちゃんの顔を見てたら、
その言葉だけが出ていた。
お礼を言わなくちゃいけないのは、
あたしが一番わかってる。
だけど、その表情を見てると
経験済みだって言ってるようなものだから…。
「私は……まぁ中学の頃そういう事があったから」
中学の頃、好きな人に彼女がいた、って事か…。
「好きな人に、好きな人がいたり…
彼女がいたりする片想いが一番辛いよね…。だって私のことちっとも見てくれないんだもん…」
やっぱり、好きな人に彼女がいたんだね
「あたしもそれは思う。
あたしばっかり好きで、辛いだけだもん
こっちを見てくれない限り、辛いのはあたしだけなんだもん…」
同じ境遇同士、話が弾んでしまい、
終わる頃にはもう光里が来ていた。
光里になんの話をしていたの?と言われたけど、二人の秘密‼︎と言って、2人だけの秘密を作った。
きっとあたしは葵くんに囚われたまま、
ずっと苦しい想いをしなくちゃいけないんだ……。
「はぁ……」
帰り道、委員会だからと言って待っていてくれた美咲ちゃんとあたしは光里が部活を終えてくるのを待っていた。
「なんかあった?」
しびれを切らしたのか、
あたしに話しかけてくる美咲ちゃん。
「なんか……自分から応援するとか言っといてさっそく無理な気がして来た…」
さっきの出来事が頭の中で何度も何度も繰り返されて忘れさせてくれる隙を全く見せない。
「あぁ…さっきの莉子に対するあの言葉は諦めるために言ったのか…」
全てお見通しだよって目で見てくる
美咲ちゃんは静かに微笑んだ。
「だって…莉子ちゃんの彼氏なのにさ
諦めるしかないよね…」
本当は、諦められそうにないけど…
って、諦めんの早すぎだよね⁉︎
まだ小説始まって少ししか経ってない…
「諦めるって言っても、きっとなづは諦められないんだよ」
「え…」
「そうやってウジウジ悩んでる時点で
もう答えは出たようなものでしょ?
諦められたのならもうその人に囚われないんだから」
たしかに……
もう吹っ切れた相手のことは、どうでも良くなっちゃうよね…。
まぁ、少し特別だと考えてしまわなくもないだろうけど…。
「だから、私は無理に消そうとしてるなづを見たくないよ。好きなら好きで良いじゃん‼︎」
「でも…
莉子ちゃんの彼氏なのに…」
「じゃあなづは、莉子だから諦めるの?
莉子じゃない違う子だったら諦めないの?」
「そんなわけじゃないけど…」
「もし、そうならその考えはズルイよ。
それに、好きなら好きでとことんウザいくらい好きでいてやんなよ‼︎」
あたしの背中をバンっ‼︎っと叩くと、
少しだけ儚いような笑顔を見せた。
「…美咲ちゃんは好きな人でもいるの?」
とっさに口から出た言葉。
美咲ちゃんの顔を見てたら、
その言葉だけが出ていた。
お礼を言わなくちゃいけないのは、
あたしが一番わかってる。
だけど、その表情を見てると
経験済みだって言ってるようなものだから…。
「私は……まぁ中学の頃そういう事があったから」
中学の頃、好きな人に彼女がいた、って事か…。
「好きな人に、好きな人がいたり…
彼女がいたりする片想いが一番辛いよね…。だって私のことちっとも見てくれないんだもん…」
やっぱり、好きな人に彼女がいたんだね
「あたしもそれは思う。
あたしばっかり好きで、辛いだけだもん
こっちを見てくれない限り、辛いのはあたしだけなんだもん…」
同じ境遇同士、話が弾んでしまい、
終わる頃にはもう光里が来ていた。
光里になんの話をしていたの?と言われたけど、二人の秘密‼︎と言って、2人だけの秘密を作った。

