少しだけ怖くて、たかひろ先輩に近づく。



それに気づいたたかひろ先輩が笑った。



「みゆうって、意外と怖がりだろ?」



「えっ、まぁ………。」



そう言うと、たかひろ先輩はあたしの手を取り、指を絡ませてきた。



こっ、これって………………



こっ、恋人繋ぎ??



「//////」



ヤバイ。。




スキンシップが有りすぎて、緊張する。



「もしかして、みゆうは手を繋いだことない?」




「えっと、その………無いっていうか…………」



「フフッ。じゃあ、俺が初めてかぁー。」



察してくれたみたい。



「あ、はい。」



「かわいいな、お前。」



「なっ、何がですか?」




少し沈黙が続く。




「んー、色々。」



あたしは、返す言葉が思い当たらなくて黙ってしまった。




すると、たかひろ先輩が話をし始めた。