「待ってぇぇぇ。待ってぇぇぇ。」



「ギャーー(;゚;ё;゚;`) !!」



声が聞こえてびっくりした。



「ハッハッハッ。馬鹿みたいな声だな。鼓膜が破れる。」



「もぉーーー、川野先輩………。死にそうなんですけど。やめてもらえます?」


そこに現れたのは、憧れの川野先輩


「んーーー?やだ。」



「あーー、ってかなんでいるんすか?帰ったんじゃないんですか?



…………あっ、まさか、あたしを待っててくれたんですか?♡」



「んな訳ないね。ばーーか。」



「プッ!じゃあ、なんで?」



「んーー。色々。」



「やっぱり、あたしと帰りたかったんだぁー。」



冗談で言ったつもりだった。



「………………うっせーよ。帰るぞ。
リーダー練習おせーし。アホ。」

目の前には、少し赤く染まった顔を横に向けた先輩がいた。


「………………」



えっと?どういう意味?



待っててくれたんですかね?♡♡



「おいっ、なんか言えよ。」



「すっ、すみません!かっ、帰りましょう!」



もぅ、これだから先輩は困る。


なんか、狂っちゃうよね。笑