「帰るの遅かったじゃないか。なにをしていたんだ?」
そんな父親の言葉に用意しておいたセリフを困ったような顔で告げる
「ごめんね、お父さん。数学を教えて欲しいって友達にお願いされちゃって」
「いや、そうか。それならいい。」
そんな言い訳をすんなり信じる父親
自分の父親だと分かっていながら毎回思う事は1つ
また、騙されて
馬鹿みたい
私は別に数学を教えてたわけじゃない
勉強なんてほったらかしにして繁華街へ繰り出していたのだから
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