新学年。
みんながクラス発表の紙に群がっている
私も自分の名前を探している
……まぁ、背が低いから全然見えないんだけどね
いや、みんながでかいだけなんだきっと…
「はる!!」
聞き声のある声に名前を呼ばれ振り向くと
そこには、友達のりっちゃんこと塩原律音
(しおはらりつ)がいた。
「りっちゃーん!クラスもうわかった?」
「私5組だよ!はるは?」
「まだ見つけれてないんだよ〜」
「一緒に探そっか!」
「りっちゃんありがとー」
「あ、あれじゃん」
速攻見つけてくれました。
「はる2組だよ離れちゃったよ〜」
「え!りっちゃんきっと見間違えだよ!探しなおそ!」
「いや、書いてるから笑」
「りっちゃんと離れるとかやだなぁ」
「私もやだよ!時々あそびにいくからね!」
「待ってるよ〜泣」
「も〜はるは可愛いなぁ」
「ふぇ〜」
今にも泣き出しそうな私