ガサガサガサ。
と、スマホと共になんか落ちてきた。
「…………え? 手紙……………??」
まさか、恋愛マスターの‥‥‥‥?
いや、けどここあたしの机だし‥‥。
でも、そんな‥………、
あたしの正体が??
いやいや、まさかね……………。
少し動揺したが、すぐに落ち着きを取り戻した。
じゃあこの手紙は…………?
あたしの机から出てきたし、あたしに、だよね?
見て、いいの、かな…………??
別にいい、よね…………?
戸惑いながらもあたしは手紙の封を切った。
「うわぁ、なんかキンチョーする」
手紙なんて慣れっこなはずなのにな。
ドキドキしながら一行目に視線を落とした。


