宇宙よりもっと遥か彼方

光莉「ただいまー」

母「おかえりなさい テストはどうだったの?」

光莉「うん、まぁまぁかけたよ」

母「まぁまぁ?まぁまぁじゃダメよ。完璧にならなきゃ。そんなんじゃ落第するわよ!!」

光莉「…分かってるよ。」
昨日徹夜でたくさん勉強したというのに…

母はそれを分かっていない。




キーンコーンカーンコーン…

葵「光莉!おっはー!」

光莉「おはよう葵。今日はテスト返されるね」

葵「んねー!まじ終わったわーやっばい!」

光莉「大丈夫だよ葵は…頭良さそうだし」

葵「えー!受験前はめっさ馬鹿だった!ふつーに算数40点とかとってたし(笑)」

光莉「まだまだ分かんないよ! 学年首位取れるかもしれないし(笑)」

葵「それはないって~!」

ガラガラッ

担任「席について! 先日行ったテストを返しますから呼ばれた人は取りに来ること!」


…全教科90点以上じゃなきゃいけない。
不安から滲み出てくる汗。

私の名前が呼ばれた。

「…あれ…」

なんとそこには、理科89点の数字があった。
他は、90点以上だったが100点はない。

光莉「うそでしょ…」

葵「光莉~!どーだった?私はなんと…90点以下がありませんでしたぁ!」

光莉「そっ…そっか…すごいじゃん!私も全教科90点以上だった!」

葵「えへへ、お互いすごいということで☆」



葵に…負けた…
それと同時にこの私が90点以下というプライドからの怒りがこみ上げてきた。