一人ぼっちのお姫様

人の死体の山だった。
その山の中にさっきの先生の姿も見えた。

もしかして真里や皐月(サツキ)達もあの中に?

なんでこんなことになった。
なんで、どうして!!

みんなどうして死んでるの?

「オシエテアゲヨウカ?」

「だれ!?」

声のした方に振り向くと、さっきの真っ黒な何かがいた。

「ミンナネ、ボクガ、コロシタンダ、タベルタメニネ」

「食べる?」

「ソウサ、タベル」

「あなたがころ、したの?」

「アア、ソウダヨ」

真っ黒な何かはニタァと笑うとこう言ってきた。

「キミモ、スグ、イケルヨ」