「何か霧でよく見えないね…」


「天気悪くないと
いいなぁーーー!!!」


バスから外を見ようとしても、
霧がかかっていて窓が曇っていて
よく見えない…。




「そういえば小4のとき
赤城に行ったとき、
ちょー寒かったよ!!
ね、片山ぁ!」


「おう…。
俺は今日カイロ持って来たぜ」


「え…。
あたしは山に遠足なんてしたことないから…」



カイロ持ってくればよかった。
片山にもらおうかな…。



「俺やんねーし」



…くぅぅ。悪魔め…

そんな片山をうっとり見つめる詩織も分からん。
こんな悪魔のどこがいいんだ?
ミクも詩織も…。

趣味悪ッッ!!!



「そうだぁ…聞きたいことがあるんだけど、
ミクと片山は
いつから付き合ってるの???」


ふたりともテレ照る。
おもしろーい。


「小5…の春?」


「違くない?
小4の冬だった気がするんだけど…」




…記念日くらい覚えてろよ!!!