詩織はさっき泣いていた。
やっぱりあたしは
ひどいことを言っちゃったのかな。
あたしは…
まちがっていたのかな。
わからないよ。
「まゆみ?
大丈夫・・・?」
「え?
あ…先輩」
「顔色悪いよ?
今日はこれで終わりにしたほうが
いいよ・・・」
「亜海先輩…
ありがとうございます、
失礼します」
「まゆみ今日倒れたしね!
ゆっくり休んで~」
「ミクありがと。
じゃ~ね☆」
本当は具合なんて悪くない…。
ただ詩織の顔が
頭から離れなくて、
どうにかなりそうだったから。
きゃぁきゃぁ・・・
あたしの横を通る小学生を眺める。
あたしも1ヶ月前は、小学生だったんだ…。
遠い記憶みたい。
ひとつの思い出としての記録みたい。

