ーーーーー………。


バタン…!


部屋に入ると私はドアを思いっきりしめた。




私がいるところは教室だった。

どこの教室かはわからない。


薄暗い中で私は壁に寄りかかり、その場に座り込んだ。


信じられない。信じられなかった。



恋…が…病気じゃない?

そんなわけない!だって…だって、ユズナは…


お姉ちゃんは…恋のせいで、自分の感情をコントロール出来なくなった。

そのせいで、感情を奪われてしまった。