「て、てか、私何考えてるの…」



なに?!彼の婚約者になりたいっての?!

わけわかんない。なんでこんな変な事を考えてんの、私は…。



気持ち悪…。



まって…気持ち悪い?

なにが…?



「ユサ?」


メグに名前を呼ばれ私はハッと我に帰った。


「どうしたの??」


メグは心配そうに私の顔を覗いてくる。



「ちょっと…気分が、悪くなっちゃって…トイレ行ってくるね」


私はそう言って立ち上がった。