「出来た。ふふっ、綺麗だよユズナ」


私はそう言ってユズナに微笑んだ。

彼女の髪の毛は肩下までになった。



ユズナは相変わらずなにも見ていないような目をしている。



「よし、じゃあ、掃除するから終わったらご本を読んであげるね。それからご飯一緒に食べようか」



私はそう言って掃除を始めた。