「じゃあ、何かあったら、呼んでくださいね。お食事はユズナ様のお食事を持ってくるさいにユサリ様のもお持ちいたします」 看護師さんはそう微笑むと部屋を後にした。 私は看護師さんに頭を下げるとユズナのベッドの横に座った。 「ユズナ〜!今日は学校休んじゃった。風邪だってさ。それと貧血。」 私は「バカだよね」と笑った。 ユズナはコクリと頷いた。 あんまり反応してくれないユズナだからこそ反応してくれると嬉しい