申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 もしも、私が大学に行けなかったら…。ユズナは…どうなるの? お母さんとお父さんは、負け組の両親になってしまうの? それが辛かった。 「しくじった!私…大学には行けないかも…お父さんもお母さんも、私の事軽蔑するよね」 私は唇を噛み締めた。 私だって一生懸命やった。でも、なぜか集中できなかった。 どうしてなのかわからない。こんなの初めてだった。 そんな自分が悔しくて…悔しくて。